アーマは毒素ではない?!
こんにちは。須藤です。
アーユルヴェーダが普及するようになって、【アーマ】という言葉もかなり浸透してきました。
でも、単純にアーマ=『毒素』というふうに捉えてしまうととても危険なんだということを改めて発信していかなければならないと思っています。
何故なら、アーマがある状態ではオイルマッサージが禁忌とされるからです。
「良かれと思ってオイルマッサージをしたら、かえって症状が悪化してしまった」
そんな残念なことを避けるためにも知っていただきたい。間違っても「好転反応」で済ませてはいけないことなのです。
【アーマ】とは「未消化物」です。
つまり、代謝されることなく体内に残ってしまうもの、それがアーマなんですね。
実は、オイルマッサージでは排泄することができないのです。
アーユルヴェーダには、パンチャカルマという医師の下で行う浄化法がありますが、これもアーマが体内にあるうちは行うことができません。
命の危険性すらあるからです。
一方で、代謝によって出る燃えカス。これらを『毒素』というならば、アーユルヴェーダのオイルトリートメントはまさに毒素をお掃除するための最高の手段といえますね。